家族間での意見の対立を緩和する方法
今回の事は自分が最近聞いて、実践してみようと考えている事でですが、
とても参考になったので書きます。
家族間で意見が対立する事は良くあります。意見が違う事は悪い事ではないですが、それが行き過ぎると感情のぶつかり合いになり、不毛な時間を過ごす事が良くあります。
場合によっては、不幸な結果になる場合もあるかもしれません。
私は昔、討論番組をよく見ていました。
番組内で互いの主張が違う場合、
「 私の考えは間違っていた貴方の言う通りだ。 」と言った場面を見たとはなく、
・相手が話しているのを制して自分の意見を言う
・場合によっては感情が爆発して相手を罵倒する
場面を良く見ます。
番組はそれでいいと思います。
意見を鋭く対立させた方が見ていて楽しいからです。
「そんな考えもあるんですね!今日は持ち帰ってよく考えます」では番組になりません。
この様な討論を、
私たちは
知らず知らずのうちに、
家族間で行っています。
つまり、
自分の意見が正しいと思うと、それとは違う意見を言われると、その考えは間違えだと決めつけてしまいます。
そして、
その場で「それは違う」と言ってしまします。
その行動は、討論では良いかもしれませんが、話し合いとしては間違っています。
相手の意見を自分の中に入れて考えていないからです。
そこで対処ですが、
子供や妻が、自分にとってはおかしいと思う事を言った場合、
自分の意見は意見として持ったままにして、相手の意見をシッカリ聞いて、
「そう考えているんだね。」で一度話を切り上げる。
そして相手がその場からいなくなった後、落ち着いて物事を考えられる時に、その考えはどうなのかを考えるようにする。
ポイントは
●相手が目の前にいると感情で話すから、意見を聞いたその場で自分の意見は言わない
●相手の意見は、その人にとっては正しいと理解する
補足で常に考えておかなくてはいけない事は、大人になると自分の根本の考え方は容易に変わらない事。そして、その考えはブラッシュアップしなくてはどんどん古い時代の考えになってしまう事です。